リアルト橋より ~夜~

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8時半すぎ。 街の燈が深くなりました。
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気がつくと、三度この場所で写真を撮っていました。
なのに、いまいち全容をつかみかねて、帰国後 Google map のお世話になった。。。。

現在のリアルト橋は、1588年 Antonio da Ponte によって架け替えられました。
初代の木製の橋は反乱の際の火事で焼け、
さらに1444年、婚礼行列見物を見ようとする観客の重みで落ちました。
再建し、石造にする計画は、巨額の費用がかかるため難航します。
橋設計のコンペにはミケランジェロも応募したそうです*
歴史的な人物との距離が、きゅうに縮まった気がしました。

日本で 橋というと、
「わたす」機能に特化しているのがほとんどでしょう。
リアルト橋は、大運河 -Canal Grande- をまたぐ 
もっとも古い橋梁であるだけでなく
広場からなだらかに続く階段の両側に 店舗が建ち並び、
その裏側を 運河に臨むべつの階段がサンドする
まさに観光と生業の壮大な造形物といえるでしょうか。

アックア・アルタのときは地面が冠水する
もともとが干潟のヴェネツィアで 
一度ならず落ちた橋を かけ直す。
さらには人の重みだけでなく、
店舗までものせてしまうという発想。
430年前に、こんなことをやってのけた人がいるんだ。

なんて、いまごろ驚いているまぬけなわたしでした。


* Lonely Planet Venice & the Veneto より


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by clarte9 | 2017-06-13 19:57 | VENICE | Trackback | Comments(0)
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